笹船火床のみ(79式算盤火床用)
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こちらは79式算盤火床専用の火床のみです。本体は別ページをご覧ください。

本体フレームが無いとパスタの湯切りもままならない、ただの器です。

 特許申請済み 特願2019-128521附随

 

日本人なら、誰しも馴染みのある笹船

そんな笹船のような形をした,79式算盤火床をさらに洗練する道具です。

アクティブ派の焚き火台である79式算盤火床

従来の軽量さを維持しながら、より快適に斬新にすべく新型火床を開発いたしました。 

野鋭具兵学校らしい独自性の強い実用機能が詰め込まれております。

 

よく燃えて、長く燃えて、アルストにも対応しました。

79式算盤火床の所有者であれば単型でも拡型でもすぐにインストールできます。

 

 

 

 

耐風性向上

剛性向上

灰の目詰まり解消

アルスト完全対応

着火性向上

火力向上

火床面積拡張

両サイド火種保持

 

欠点はフォールディング火床約84グラムに対して、重量が104グラムに増量した事

とは言うものの、元々が極めて軽量な79式算盤火床です

単型で総重量約187グラム

拡型で総重量約228グラムとなります

重量に対するアドバンテージはまだまだ余裕たっぷりです。

少しの重量増化と引き換えに、快適性と耐候性にアルスト対応の機能美を得ます。

実はサイドフラップを取り外すと最軽量になったりします。

 

 

超・長時間の焚き火となると、メッシュの火床は目詰まりが避けられません。通気性が悪くなるので叩き落す必要があります。

しかしながら、79式算盤火床はアクティブ派の焚き火台

行動型のアウトドアを支える目的で開発されました。

現場で颯爽と焚き火を繰り広げ、バーナー並みの手軽さで必要火力を手にして、焚き火も楽しみ、鮮やかに撤収して次の目的地を目指す。

そんな道具です。

 

この度、この「笹船」により超長時間の焚き火にも対応いたしました。

薪は点当たりするように設計されているため、着火成功率も従来に比べて高くなり、火も育ちやすいです。

 

<サイドフラップ>

フラップの立ち上がりにより、サイドから火種の落下も無くなりました。

 

このサイドフラップにより、火種を包みこむように保持するため、耐風性能も格段に向上します。

 

このフラップの恩恵は思いのほか大きく、従来より焚き火感が向上します。

面構成でない焚き火台は炎を囲い込まないので、自然に放出された炎、本来の自由な姿を存分に楽しめるのがいいですね。

 

79式算盤火床は笹船と合わさることにより、開放型と面構成型の両面を持ち合わせます。

 

<アルストモード>

このサイドフラップを180度内側へ転回させると、フラップがアルストの風防兼、五徳に早変わりします。

夜はじっくりと焚き火をたのしみます。

朝は朝イチからの行動開始が鈍るため、焚き火はしない。と言うシチュエーションは結構多いと思います。

私はほとんどそのタイプですので、朝はアルストでコーヒーとスープ、パンが多いです。

それは、泊まりでの昼食においても、同様に起こる心理です。

風火蔵を生み出した野鋭具兵学校です。

「いちおうアルストが使えます」というレベルではなく

こちらも妥協無く作り込んでいます。

流石に風火蔵の様な爆発力は在りませんが、

しっかりとアルスト台として風防機能、五徳機能を追求し、完成度を上げました。

瞬時に4方面を完全に覆い、鉄壁の防御壁を築きます。

 

フラップにスリットが切ってあるので、エスビットやトランギアの様なつばの有るタイプはここで保持する事が出来ます。

ツバ有タイプはフラップ上に嵌め込んで算盤五徳にクッカーを乗せて使用する事も出来ます。(動画参照)

これは弱火を使用した保温に有効な手段です。

鍋物やスープを保温しておくのに火との適切な距離を保ちます。

フレボやRSRはフラップの三角スリットで保持する事が出来ます。

 

RSR

フレボ

FFG

私の愛用するFFGはそのまま置くだけです。

もっとも、保持する必要は無いのでそのまま置いても構いません。むしろその方が使い勝手が良いです。

軽量化のついでに単なる穴、に機能を持たせて形作ったまでです。

無駄な装飾や見掛け倒しを嫌う私なりの配慮です。

ただ、嵌め込むことにより風火蔵に近い距離感で火を当てれます。

FFGは元が低いので風火蔵より最適な距離になります。 

 

 

アルストモードではフラップが左右自在に稼働して、67mmから117mmの範囲で調整できます。

大小、様々なクッカーに対応します。

火当たり面の拡大にも貢献します。 

 

アルスト完全対応になったことにより、焚き火が想定される活動内容、樹林帯から出ない行動であれば、風火蔵を持ち出す必要は無くなります。

<剛性向上>

従来は上部にある爪のロックのみでしたが

笹船は単型も拡型も爪部分に加えて、下部の渡しフレームでもカチッとロックされます。

79式算盤火床は軽量化のために火床も構造体の一部としているため、上下がロックされることにより、歴代で最も強度が上がる理想形態となります。

 

 <目詰まりの解消>

 

下部の通気口より灰は排出されます。

体積しても揺さぶるだけで、内部の灰はふるいのようにリフレッシュされ、再び燃焼力を呼び覚まします。

これは片付けにも有効です。

残った焚き火を早く焼き切り、次の行動へ速やかに移行する際のアドバンテージとなります。

 

大きな火種を消すために必要な水の量は予想以上に多いです。

完全消化を見届けるための残地時間も馬鹿になりません。

 

水の消化は冷却消化に当たり、たっぷりと水を掛けなければ揮発して温度が再上昇、自然発火します。

私含めて野鋭具兵学校のユーザーは人力移動のアウトドアを主体とする方が大半です。

必ずしもその日の終わりを水場近くで迎えられる保証は在りません。

しかし、アウトドアの内容からして、火を消すために大量の水を持ち歩くのはナンセンスです。

残す火種と落とす火種を振り分ける必要があります。

この目から落ちる火種は、消すのにそれほど多くの水を必要としません。

早く立ちたいのであれば、軽い焚き火台なのでふるいの要領で削り落とし、冷却鎮火、埋没させれば早いです。

 

焼き入れ後は高級鋼材らしいオーラを放ちます。

銅色に玉色掛かった茶系の黄金色に変化します。

 

↑ブースト

↓アルティメット

  

狙ったわけではございませんが、必然的にめちゃくちゃカッコよくなっています。

 <最後に>

79式算盤火床は初代からフレームの設計は変わらず火床が進化してきました。この「笹船」で4種類目となります。

私自身にとってもこの79式算盤火床は無くてはならない必要不可欠の道具です。

ゆるいハイキングから激しい山岳MTB、悪天環境まで、ずっと現場で使い続けています。

道具は実戦で使えば使うほど不満を糧に日々進化し洗練されていきます。

製作技術が上がれば上がるほど、過去にできなかった設計の具現化が可能になります。

 

設計者自らがあらゆる環境で使い続ける。

それこそが道具たるべき姿であり、愛用者の方々への筋とも思っています。

結果、愛用者の方々の喜びにもつながると思っております。

 

私は野鋭具兵学校から生み出す道具を山磨きの芸術だと思っております。

もちろん飾りではなく

 

使って初めて芸術たらしめます。

 

  

今この時、完成度は最高に高まったと感じております。

79式算盤火床を愛用して下さってる方々にこの「笹船」は大絶賛されると確信しております。

 

もっとも、それは。2022年1月27日現在のお話で、新しく出す度にそう断言しております。(笑)

 

この79式算盤火床の完成度を山の中で堪能してください。

爽快な山遊を願います。

kentarou in the woods.