造船の終盤

感慨深い8月6日

何度行っても同じ。

私はどうもあの場所で私欲を満たす気になれない。

 

 

最近は暑すぎますね。

すっかりSNSやYoutubeに関心がなくなり投稿することも撮影自体もしなくなりました。

このHPに掲載する動画のみ撮影している状態です。

 

Youtubeなどは元々見ることも試聴する事もあまり有りませんでした、現在はアプリすら消滅しています。

仕事、家族、自分の世界を行き来し、自分ごとに集中するのみです。

アウトプットの窓口はこのFSGAのサイトのみとなりそうですね。

 

最近の取り組みは多岐に渡りますが

造船は引き続き続いております。

 

もっと早く完成する予定でしたが、独自のアイデアなどを取り入れて

考えながら製作しているとなかなか進まないものです。

 

その他ではFSGAの新規開発も3つほど楽しんでいたり、

海外交流が増えて来て、私のアイデアと海外のカルチャーがチャンプルされ

日本では知られていない取り組みも行っております。

検索しても出て来ない物事に爽快感を感じます。

このアルゴリズムをいつどのように投下しようかと。

(解釈の引き出しが足らないと変に聞こえる言い回しのようです) 

 

さて、造船です。

いよいよ終盤となり殆どの形状が完成してきました。

こちらは搭乗席のコーミングのフレームを貼り合わせています。

クランプの数が半端ないです。

こちらはラダーの軸受けを圧入しています。

ラダーフレームは曲木技法で成形しました。

かなり頑丈に接合されています。

しっかりと丁寧にバトニングして圧入します。

しくじった。

穴あけで船体が知らぬ間に傾いており圧入穴が斜めに入った。

段取りで横着すると大概こうなる。

 

まぁ良いか。

と思って自分の中に落とし込もうとしましたが

こう言うの、居ても立っても居られない性格で結局修正を開始する。

こういった修正はかなり難しくシビアで時間がかかる。

 

何度もこういう失敗をしているのに学習しない奴だ。

 

しかしながらこういう失敗と修正を何度も経験しているからこそ

今の何でも出来ちゃう自分が居る。

色々な事を思考するし、

色々なアイデア出さないといけないし、

色々な分野の勉強もしないといけないし、

加工技術の上達にも一役買っている。

はい、修正完了。

なかなか斬新なアイデアで直角に補正した。

失敗しなければこの加工方法は思いつかなかった。

うん。バッチリですね。

しかし、できれば失敗したくない場所だった。

 

この船は

沢山の小さな成功の積み重ねと

沢山の小さな失敗の積み重ねから成り立っている。

このプロセスにこそ意味がある。

 

目的の船は船でしかないが。

この船を作ってきたプロセスは船以外の他の何かの意味をなす。

いいね!

ラダー回りはもう少しいじる予定です。

自分の考えるもっと実用的な開閉があるのでそれを具現化してみます。

 

にしても、そろそろ仕上げねば夏が終わる。

水温が暖かいうちに浸水式を行いたいものだ。

だって真っ二つに折れたら死んじゃうもんね笑

 

プロセスは買えない。

Kentarou in the woods.

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