自作ビルジスポンジ

ビルジポンプとビルジスポンジって物がカヤック界にはあります。

ビルジポンプは直ぐ使えるように、デッキに必ず装備されております。

右側オレンジの円筒形がビルジポンプ

艇内に入った水を排出するための道具で、シットインタイプのカヤックには必需品となります。

スポンジはなくても良いですが、ポンプは必ず必要です。

シットオンには必要ないでしょう。

パックラフトにもまぁ、不要かな。漕ぐ場所によります

 

海で沈したらもちろん内部に水が侵入します。

なので再搭乗やグループレスキューでは艇内に入った水をなるべく排出しながら艇を起こす訓練をします。

そもそも沈しないパドリングが最も重要です

沈しても入らない様にスプレースカートなるものでコックピットを覆いますが、沈脱した場合は解除するのでコックピットに水が入ります。

 

大量に水が入ったカヤックは重くなり過剰に沈み込み不安定になるし、遅くなります。

波で揺られたら内部の水達がワンテンポ遅れてタプタプ揺れて艇を大きく倒そうとします。

海で足を着いて艇をひっくり返し、排水するのは不可能です。

そのためにビルジポンプでポンピングして排出します。

なかなか疲労する作業です。

そして、ポンプだけでは少量の水は抜ききれません

ファルトの場合はコーミングからさらに艇内部にまで水が至ります。

水が動かない様に止めておくためにも、ビルジスポンジがあった方が良いでしょう。

そして、ポンプだけではフレームや艇の湾曲などの障害物が多く抜ききれません

そんな時に活躍するのがビルジスポンジです

モンベルのでも1500円します。

 

300円程度の左官用スポンジで十分でしょう

 

何やら種類が多くて迷いますので

用途や違いを熟読します。

唯一、耐久性と吸水力の言及があったこれにしました。

お値段は

しかも大きいので3つ分くらいあります。

私は真っ二つにして2個、コックピットの背後に入れて使っております。

気になる吸水力は

抜群にイイです!

これ、使えます!

しかも何度も握り込んで排水しておりますが、全く破れたり劣化してボロボロになるような様子もありません。

仕舞い時の排水にも便利です

お試しあれ

Kentarou in the woods.

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