ホカビリビリ

ついに破れましたね。。

左足、小指が

はーい、まいどーー!

歴史的開通!

約3年半で無事開通しました。

 

開通。 と言いますと。

アレですよ。

吉村昭の「高熱隧道」

 昭和11年に着工し昭和15年に完成した

黒部第三発電所の建設工事を描いた記録文学です。

 

これはほぼ実話なんですが、

もう凄まじい内容で。。。

 

今のコンプライアンスとか人権とかあったもんじゃない時代の実話です。

しかしながら、忘れてならないのは

この時代の男、女達がいたからこそ今の我々がのうのうと暮らせているわけです。

ゆとり世代やZ世代なんて言う我々ボンクラが生きながらえているのがのこ時代の貯金なのかもしれません。

と言うわけでしっかりと使い切れましたので

ベテランにしか出来ない寿命まっとう総評レビューです。

この靴の名前はスピードゴート2と言います。

メーカーはホカオネオネと言うなんかふざけた名前でフランス発信です。

 

使用目的のジャンルはトレイルランやファストパック

所謂、厚底系のトレランシューズです。

思った事を単刀直入に箇条します。

・厚底系はもう買わない

・グニャグニャ

・レスポンス悪い

・登りトラクションかからない

・岩場はキャタピラ効果でグリップ

・パックパック15kgあたりから崩壊する

・底が広がってて邪魔

・通気性良くて涼しい

・アスファルトのランは絶望的不快感

 

以上です。

全体的に悪い印象が多く残りました。

スピードゴート3が既に発売されており幾分か改良されておりますが2の印象は悪かった。

3は2に比べてシャンクが入ってコシが出たのでバネ力を適度に感じれてグニャグニャ感がかなり減ってました。

 

最も気になったのは

厚底特有のグニャグニャ、フワフワ感でした

私には合いませんでした。

足裏からの地形情報が遅れてボケて伝わってくるし、

足の指に瞬時に力を入れてバランスを取っても

厚底のせいで効き始めにタイムラグがありそのレスポンスの悪さが気持ち悪るかった

剱岳もこれを履いてましたが難所では履きたくないなと思った。

 

あと、山岳MTBやMTBライドにも相性悪かった。

グニャグニャだからMTBの15kgの荷重をかけると

まるで違う靴のようにポワンポワンになってしまいます。

最もこの靴の使い方ではごさいませんが。。

ダウンヒルではこの厚底は致命的でした。

何故ならMTBはマシンと体の接点がハンドルとペダルだけだからです。

ペダルの荷重の掛け方でコーナーのトラクションやジャンプやガレ場の負荷を瞬時にコントロールします。

厚底の鈍いレスポンスでは全くもって1テンポ遅れます。

 

アスファルトの上ではもうグニャグニャ、フワフワが気になって

ランニングでは折角踏み込んだ力が厚底に吸収されてロスします。

裏を見ると私は左足が強いのがよく分かります。

実際に左足が強くヘビー級装備を上げる時は左足で上げます。

 

よく見るとあちこちボロボロ

登山、トレランやパックラフト、自転車、シーカヤック、普段履きにランニング、MTB

 

いろんな場所で履きました。

 

耐久性としてはトレランシューズってこんなもんかなって思います。

 

捨てるかと思えばまだ履いてる

穴が空いてるから、サイクリングで足が蒸れなくていい。

破れた場所が悪いから山での使用は厳しいかな。

 

山やりこんでる人は分かると思う。

難易度の高い山に行けば行くほど、ボロボロの靴の山屋が多い。

 

北アルプス難所では穴の空いた登山靴の人を意外にも多く見かける。

 

私の友人は縦走途中に靴が壊れ、片足だけ山小屋の便所スリッパでカニノタテバイ、カニノヨコバイを通り剱岳に登った。

捨てるかって?

いや、普段履きやレネゲードにはまだ行けるっしょ

 もうちょいボロくしようと思う。

風が入って気持ちいから反対も切ってやった。

でもMTBはやめた方が良いね。

いよいよ踏ん張りが効かない靴だからケッチん食らったよ。

久々に痛い。

 

そんなわけでまだ履くけど

ランシューが無くなった。

ゴアテックスのウルトラで走る気にはなれない。

スピードゴート2の次直は検討しなければならない。

 

それではさよなら

Kentarou in the woods.

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