内外の狭間のDIYと物乾場

毎週のように外に出る外扉マンは

内扉と外扉の狭間で何を考えているのか

 

私のアウトドアライフは

実戦ーメンテー考察ー製作改良ー演習ー考察ー改良ー計画ー装備構築ー実戦

の無限ループを繰り返しております。

これ全て含めて私のアウトドア

この過程から野鋭具兵学校の道具も産み出されていきます。

 

当たり前ですが、実際にフィールドに出るのが1番の楽しみです

 

つまり、外遊びのことしか考えていません

中も外もアウトドアです

最近はもっぱら海

 

しかしながら、遊んだあとのあメンテは面倒。

出来ればメンテナンスフリーが宜しいです。

メンテが重いと外遊びが億劫になってしまいます。

メンテナンスも楽しみますが、

あくまでもフィールドにいる時間がアウトドアの根幹です。

フィールド出ずしてメンテも道具も必要無し

 

できるだけメンテを効率よく楽にする事も、アウトドアライフを長く続ける秘訣です。

 

 

 

私は靴のメンテナンスに問題を抱えておりました

乾きません、乾きますが時間がかかります。

2日空けて直ぐフィールドに出る時には生乾き

 

靴干しは洗って直ぐは逆さにして水を抜く方が早いです

ある程度抜いたら蒸発の上昇を妨げないように、今度は上を向けます。

特にゴアテックスはそうでしょう。

 このように、型崩れしては元も子もない

 

靴乾かしが必要です 。

 

余った廃材と2×材でさくっと製作。

ボルト5発、ノコ切断3箇所

 

製作時間10分

 

 

 地形を利用するのはアウトドアの大原則

環境と状況に見合った合理性。

 引き潮の砂浜は足で砂を押し出してクッカーで頭を叩けばテーブルに早変わり

普通であれば踵側も囲ってしっかりした物として作るでしょう

目的は乾けばいいので不必要

 

現地の野営でも最小労力で最大の目的効果を得る工夫

が腕の見せ所でスキルであり経験値

ただ、野営なんてのはアウトドアの初級の初級ですが

 

 

この靴乾燥の方が使わない時も省スペースで、出し入れも早く大きさによる適応範囲も広い

 

乾き時間が断然速くなった。

型崩れの心配もなくなった。

 

ちなみに自衛隊では物を干す場所を「物乾場(ぶっかんば)」といいます。

広い会議室が丸ごと乾燥室になっているかんじで、入った瞬間から暑さと乾燥でかなりヤバイ。

自分の洗濯物をいかに早く見つけるかに掛かっています。

 

 

 他にも沢山のメンテナンスDIYがあります。

敢えてDIYするのではなく、必要だからDIYをする

無いものは作る

楽しいもんです。

 

 

物理、理論、システム的にも、自ら考え思考して作ると言うことは

生きる力につながります。(答えを見た猿真似は除く)

今は検索したら直ぐに答えが出ます、そこらかしこが誰かさんのモノマネばかり、二番煎じの焼き回し。それではつまらない。

 

無いものから在るものへと自力で創造する

「ゼロからのモノ造り」

だからこそ面白く、そしてそれはアウトドアの根幹にも繋がる部分

  

それは不完全だとしても、

たかがこれだけでも

独創的で個々の実用に即した、

その本人にしか分かり得ない美しい造形を産み出します

自作品は幅広く応用も効きます。

 

誰しも所有出来る訳では無いお金で買えないモノ・経験となります。

 

私の思うアウトドアのバロメーターは

どれだけお金では買えない何かを得ているか

と言う部分です。

このアウトドアの芯(真)の楽しさを多くの人に得てもらいたいですね。

知り得ない方には私がそれを体験させてあげたいくらいです。

そうもいかないのでこうしてインターネットに発信したり、野鋭具兵学校として鋭具からその「何かを得る」サポートするまでです。

 

良く買った物や道具ばかりをひけらかしてる人を見ます。

気持ちは分かりますが、私としては価値のないアウトドアです。全く感心致しません。

 

これは自衛官の学生時代にかなり印象に残っている言葉です。

「列柱に埋もれるな!」

目立たない存在になるなと言う意味です。

 

自衛隊や軍隊は組織統率力や規律を最も重んじる組織です。

それは集団戦闘力に直結するからです。

一人でも浮いた奴や規律違反や目立った事をすると叩き直されるような組織です

なのに「列柱に埋もれるな!」と怒号を浴びせられたのには驚きました。

 

 

さぁ、ワクワクするフィールドに繰り出そう。

kentarou in the woods.

 

 

 

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