秘めたる性能 K6Aの呪縛

初めて買った単車GSX1400

初めて買った車シボレー・サバーバン

かつてイキリ大排気量ドヤ至上主義だった私が声を大にして言いまっすッ‼️ 

乗り物は

小さい方が断然楽しいッ!

 

はい、こんなに走って、こんなに荷物積んで、こんなけ遊べて

税金¥7200円!

いーんすかっ!?🤣

 

いや、いや、消耗品の車如きに7200円の追徴税も高いがなっ!

 

毎年この時期になると思い出す。

あぁ、ジムニー軽自動車だったわ。

ありがてー。。

 

我が家は2台持ちでもう一台は3ナンバーの普通車。

高速料金含め、税金の差があまりにも激しい。

 

まさに遊べる車

 

ジムニー、軽トラ、モンキー、カブは日本の文化。

ちなみ我が家のもう一台のファミリーカー

ジムニーの5.5倍。。。アホくさっ!

 

 

 日本人は新しい物好きと言われる。

横並び思考で人と違うことはしたがらないが、人と違うものを所持所有して何がしを誇示顕示したいという地味な願望は強い。

 

それが新しい物好きにつながっている訳だが、

皆同じ思考なため、常に新しいものを買わねば自我の崩壊を招く具のスパイラルが発生するのは必至だ。

 

旧車も同じ思考回路である。

新しいものが未来から来たか、過去から来たかの違い。

 

具の見てくれでなにがしを主張必要がなくなり、自分本位に謳歌するようになった私はこの車に長く乗り続けようと思ってる。

こんな面白い車は中々ない。

 ジムニーは新旧含めて面白い。

 

エンジンがら壊れたらエンジンを載せ替えれば良い。

工賃含めて30万掛からずに載せ替えれる。

買い換えるより断然安上がり。

「古くなって金かかるから乗り換えよう」

なんてフレーズをよく聞くが、修理した方が買うより安いし楽しいぞ。

私の価値観は長く乗ってる人が偉い。

 

その思いからエンジンだけは手を出さないでおいた。

しかし、前々から感じていた感覚がだんだん大きくなる。

 

「このエンジン、大衆向けに性能を殺されて逆に負担になってるんじゃないか?」 

 

パワーがないから MRSのチャンバーやターボパイプを入れるだけでパワーフィールの違いが体感できる。

 

最終型jb23 は電子制御が介入する前のいじり易い最後世代の車

これが面白い!

 

過度な変更はせずに本来あるべき姿にしていこう。

 極論から言うとこのK6Aターボエンジンは本来ハイオクが適正だろう。

最終的にハイオクエンジンにしてやろうと思っている。

 

その前にやれる事をやる!

銭出す前に知恵を出してやらねばならない。

 

適切なパワーを出すのに必要な事はただ一つ。

工学的視点と論理的な考察。

 

ジムニーは軽自動車でありターボがついている所も魅力的。

 

インタークーラーターボをいじる事ができる。

 

ジムニーには他の車種には考えられないほど沢山のアフターパーツが出ている。

もちろん商売だから単なる見てくれやオカルトパーツも豊富

 

しっかりと論理的な解釈を持って工学的視点でパーツを選定する必要がある。

 

MRSのチャンバーをつけて「やはりそうか」と思った事

走行後、チャンバーが熱いのだ。

 

ターボエンジンはタービンが圧縮した空気をインタークーラーで冷却してエンジンに叩き込む。

 

タービンで加圧された空気は200℃近くまで上昇し、インタークーラーで50℃前後まで冷却される。

熱い時は60℃を軽く超える。

この酸素濃度の低い熱い空気をエンジンに入れてもパワーは出ない。

所謂、熱ダレ

この画像は対策後、対策前で約50℃

半分以下にまで吸気温度を下げることができた。

 

私のエンジンチューンにおける方向性の主軸は

「吸気温度の低減」と「適正燃焼」

 

吸気温が低ければ低いほど酸素原子の濃度が高まり内燃機の燃焼に有利になる。

ボイルシャルルの法則の通りである。

 

下手に金かけてパーツ入れるより、吸気温度を下げる方が断然効率的だ。 

 

適正燃焼に関しては、私の10型はECUを書き換えるしか手段はない。

では、あくなき吸気温度低減を追求していこう。 

 

思い立ったら早い!

冷却系オカルトパーツをしこたま買い漁る!

それは文系愚ヲタのやる愚行

 

まず、やるべきは現状把握。

エンジンルーム内の流体の動きや、熱波の伝わり方を毛糸とカメラで把握。

  

思い当たる対策を施し

対策後の流体の効果を観測する。

 

エンジンルーム内部の温度は?

エアクリーナーの吸気温度は?

インマニの吸気温度は?

ターボパイプの温度は?

エンジンルーム内の気流の流れ、温度伝播の現状把握。

 

ビフォー、アフターの結果が全てである。

数字で結果出してなんぼ。

 

当初のインマニ吸気温度はエアクリーナー吸気温度の約300%。

走り出しても約250%程度しか下がらなかった。

 

今は吸気温度の190%弱

安定走行時はエアクリ温度とインマニ温度の差を15度以下にまで抑えることができた。

 

燃費がリッター2Kmも伸びてターボの効きも変わった。

 

この吸気温度の着眼に至る思考といかに下げたかはまた動画にしようと思う。

散々ネットで探してみたけど、

この温度低減の手法とロジックはネットにない。

またしてもネットにない情報を生産してしまった。

 

となると出したくなくなるわけですよ。。。

 

こんな感じでお蔵になってる動画は結構多いんです。

 

しかしながらもう新しい物ではなくなったJB23

 JB23の同志のために惜しげなく出していこう!という次第であります。

 

この車にはまだまだやりたい事や実験したいことが沢山ある。

 

 

無心にただ、ひたすら、漕ぎ続けたい。

Kentarou in the woods

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