79式算盤火床の誕生 0の話
79式算盤火床

最初に思い付いた名前はソロバンファイヤーでした。
五徳のスライドを見ていたら段々と忘れ去られた日本の計算機
算盤(そろばん)が思い出されました。

ちなみに私も幼少期にそろばん塾に通わされましたが全く向いていませんでした。
理系なのに暗算が苦手です。
そろばんと言う漢字が算盤と言うのもこの焚き火台のネーミングを考えたときに初めて知りました。
その算盤と単独の意味のSOLOを掛けて
SOLO BURN FIRE 一人で燃やす火
まさにこの焚き火台にぴったりのネーミングの完成です。
思い付きで行動するタイプの人間ですので苦労なく思いつきました。
その後に見て聞いただけでMADE IN JAPANとすぐにわかるように
和名である79式算盤火床といたしました。

79式の79は皇紀2679年の79から来ています。


零式艦上戦闘機(ゼロ戦)のゼロも皇紀2600年から来ています。
写真は私が好きな11型のゼロ戦です。
ゼロ戦にもインスパイアされているため79式算盤火床の設計変更は
〇〇型の甲乙丙
で表記されています。
初期型は11型
21型 火床と火床爪が一体型に進化
22型 五徳ユニット分解可能に進化
22型丙 五徳がレーザー接合に進化
33型 火床フレームをワンオフ形状、全レーザー接合、冷間加工に進化
と言うように徐々に進化いたしました。
〇〇型の十の位はメインフレームの改良回数を示して一の位はサブフレームの改良回数を示しています。
甲乙丙はその他の改良を表しております。
ゼロ戦で言うところのエンジンと機体です。

さて、名前の前置きは以上となります、まだ読んでいる人はよほどの好き物ですね。
それでは開発のお話をしてゆきます。
まず、私は焚き火台という焚き火台を一度も購入したことがありませんし持ってもいません。
はいそうです、作っているくせに79式算盤火床 以外は買ったことも無いし、所有した事も無いのです。
納得いかないものは試しにでも絶対に買わない強情でケチなタイプなのです。
勿論、友人とのキャンプにより様々な焚き火台を手に取る機会はたくさんありました。
しかしながら私のやりたいアウトドアを満たしてくれる焚き火台は存在しませんでした。
そこで自分で製作するしかないと思ったのがスタートラインです。
最初に製作したのはyoutube動画でも紹介していた蒸し器の焚き火台でした。

蒸し器の焚き火台は急に思いついてすぐに製作したのですが、私より先に既に製作されている方がいたようです。
ただ、私の蒸し器焚き火台は五徳を内蔵しており調理することが可能でした。

重量も100g前後と軽量でしばらくの間使用していましたが
焚き火面積がそこまで大きくなく焚き火感が薄いというのと、
スタッキングと言うか仕舞寸法の占有具合とバックパック内での攻撃性が気に入らず使わなくなってしましたした。
その後、焚き火台製作からいったん離れました。
タイピングに飽きてきたので
続きはまた今度。
貴官の爽快なる山遊を願います。
kentarou in the woods